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アベノミクスが、‘アホ’ノミクスと言われる所以とインフレ2%の真の意図

皆様こんにちわ、TSPコンサルティング代表の佐藤です。

 

いよいよ今週の土曜日から始まるプロ野球の日本シリーズ。

セ・リーグは、2位からの下克上でストレート勝利をした、阪神。

そして、パ・リーグはもつれにもつれて最終決戦を勝ち上がったソフトバンク。

国指定の難病を克服した同年代の大隣憲二投手の活躍に痺れていましたが、決して負けていられないですよね。尊敬するスポーツ選手の活躍を見て、自分もより一層励みにしようと思います。

 

さて、本日のメーンテーマ。

昨日の夜にSGという、FPの自主的な勉強会で講師をした際にお話した内容なのですが、かなり刺激的で皆様ご存知無い様でしたので、言いたい放題話したのですが、皆様はアベノミクスと云う言葉に浮き足立っていないでしょうか!?

 

言うほど財産が増えたわけでもなく、給与所得が増えたわけでもないのに、景気が良い良いと周りは騒ぎ立てている…。。

 

何故インフレ2%と言う目標設定をしたのか。

これは一重に国の課税の構造転換とも言えます。

人口が増え企業数が増えていく経済成長の時代においては、増える人・企業に直接税金を掛ける事で租税収入のUPを図る事ができます。つまり、所得税・住民税、法人税として課税するわけです。

 

しかし、少子高齢化や経営者の高齢化による廃業・店じまいの増加により企業数と人口が減少すれば、当然税金の払い手が減るのですから、税収は右肩下がりのわけです。そこで国が目をつけたのが、あまねく全ての人が均等に払う事になる、消費税と言う税です。

モノを購入したり、サービスを受けたりすれば発生しますので、物々交換で生計を建てている人には無縁なのですが、貨幣経済の浸透した日本で物々交換で生計を建てている人は、昔話のわらしべ長者位ではないでしょうか…。。

 

つまり、無差別テロと言うと激しいですが、無差別課税と言える租税回収に国の未来を託した課税手法とも言えます。そして、ここからが巧妙ですが、

消費税は、

(商品・サービスの)価格×税率

によって計算されます。例えば、現在は消費税率8%ですから、100円のものであれば、

100円×8%=8円となります。

仮に物価が上昇(インフレ)して、120円となったとします。

120円×8%=9.6円=切り上げで10円

そうです。物価の上昇は同じ税率であっても消費税の増収に直結するのです。併せて、国の方向性として、円安と言うキーワードも見過ごせません。

日本はそのほとんど(食糧・燃料など)を輸入に頼る国です。円安に触れる事で輸入資材の価格高騰を招き、その価格で消費税をかけるのですから、消費税収の増加となります。

つまり、アベノミクスは国家景気の回復と言う御旗の元に国の安定的税収の確保を目的とし、景気が良いかの様に見せかけて大量消費社会で無理矢理経済を動かして行こうとしている国家的詐欺とも言える愚策なのです。

その間に、通してはいけない法案(カジノ法案や他にも多数)を通そうとしているのですから、非常に危険です。国民の内閣支持率も景気が良い様な雰囲気の時には上昇しやすく、法案を通すだけ通して、その後は、アフターフェスティバル。後の祭りで、お金が残っていない!!

 

 

なんて事にならない様に、アベノミクスという、『アホ』ノミクスに踊らされず、堅実な家計を維持していく事が求められます。そんなあなたの家計は健全ですか…!?

 

 

執筆者:

TSPコンサルティング株式会社

代表 佐藤 毅史

益々面白くなる!? 株式の買い方のポイント~興行株式を事例に~

皆様こんにちわ、TSPコンサルティングの佐藤です。

 

天気は快晴ですが、御嶽山の噴火で遂に死亡者まで出てしまいました、行楽日和の外出は楽しいものですが、自然の驚異は時として人命も奪うほどのモノになるのだと、インドア派の小生としては、やはり在宅か仕事だなと、より一層自分の考えを再認識した次第です(笑)

 

 

さてさて、本日のメインテーマは、株式の購入法についてです。

いわゆる財テク的な形でチャートを勉強したり、株主優待が云々と云う話ではなく、純然とした株式の面白い買い方をご紹介します。

というのも、難しい本など読まずに出来る手法は沢山あります。そのうちの一つとして、興行株式について、ご紹介します。

 

興行株式とは、

ショービジネスではありませんが、何かをヒトに見せる代わりにその対価として料金を取る事をビジネスとする株式の事で、イマでいうなれば、サッカーや野球、演芸や映画などがこれにあたります。

 

本日はその中でも野球について、お話します。

 

プロ野球球団を持つ会社の殆どが上場企業です。昨年で言えば、パ・リーグを征し、日本一にもなった東北楽天ゴールデンイーグルスの母体は通販の楽天です。

 

優勝セールなどのモール運営による売上UPや、球場での試合に伴う入場料収入、グッズ販売、お弁当やビール等の飲料販売でものすごい数字が稼げるわけです。

今年であれば、既にセ・リーグは読売巨人軍が優勝し、三越などの関連店舗では、優勝セールが始まり、長蛇の列を成しています。

 

とはいえ、では、いつが買いどきなのか!?

 

それは、日本シリーズが終わってからのポストシーズンといわれる移籍市場での動きと、その後の年明けキャンプとオープン戦での出来を見て判断します。

 

例えば、今年の場合、FP選手が非常に多く、その目玉となるのが、現在パ・リーグで優勝争いを繰り広げる

オリックスの金子千尋投手です。

現在最多の15勝をマークし、優勝争いの立役者とも言われる選手です。

 

外にも、メジャーで活躍するヤンキースの黒田投手の日本球界復帰等、今年も話題に事欠かない雰囲気の状況で、ある意味では、シーズン前のキャンプやFP・移籍市場を眺めて、TV報道を見、その上で仕込んで置くというのが、興行株式の楽しみ方なのです。

 

仮に日本シリーズで戦う事になると、

チケット1枚5,000円で5万席としますと、入場料だけで、2.5億円になります。勿論、プレミアムシートの類は更に高価となり、お弁当やグッズ販売、球場近くの公共交通にも波及し、大変大きな経済効果が見込まれるのです。

 

CS(クライマックスシリーズ)も盛り上げに一役買っているのですが、これからのシリーズの動向を見つつ、来季に向けての仕込が始まります。

 

さ、野球嫌いのヒトも、少しは興味を持って頂けたのではないでしょうか!?

 

 

執筆者:

TSPコンサルティング株式会社

佐藤 毅史

『1週間で8円の値動き』 急な円安の背景に何が!?

皆様こんにちわ、TSPコンサルティング代表の佐藤です。

ここ最近では、大幅な為替の円安ブレにバタバタしている日本経済の世相が報道されているかと存じます。

為替は円安で、エネルギー関連や食糧の多くを輸入に頼る日本経済にとってはマイナスであるにも関わらず、昨日は久しぶりに日経平均が16,000円台に回復しました。

本日も同様に株価は上昇傾向であります。相反する為替の円安触れと日経平均株価の反発。何故この様な動きや報道がなされているのでしょうか!?

 

先ずこの背景には、アメリカのFOMC(連邦公開市場委員会)の発表した声明文の中にそのヒントが隠されています。

 

まず、量的金融緩和(市中にお金をジャブつかせる)とゼロ金利政策をダブルで実施しているアメリカ政府が、量的金融緩和の終了に向けて動いている事によって、通貨供給量が減り、金利の上昇懸念が高まった事で日米の金利差が発生する為、ドルを買って円を売る展開になったのです。

つまり、金利の高い方が運用によるリターンは大きくなります。それにより、有利な通貨が選択されるため、ドルが選ばれ買われている状況なのです。

 

為替については、こんな内容で、では日経平均上昇の背景は!?

これもFOMCの声明文を見るとこんな一文があります。

「相当期間」ゼロ金利維持へ、」

 

この言葉が意味する意味として、日経平均を初めとするマーケットは、

まだまだ金利は低いままだから、儲けようと思えば、ある程度のリスクテイクも止む無しと判断し、

株式市場で株を買おうと判断。これにより、株価も反発しているのです。

ところが為替市場はそういう判断ではなく、量的金融緩和の終焉に向けて、金利上昇が加速すると判断し、今回のドル買い相場の展開となっています。

 

つまり、解釈や見解の相違による、日本特有の言葉に直せば『のらりくらり』とか、『玉虫色』という無限の解釈の世界で各々が判断し、相場が動いているという状況を呈しているのです。

 

単純に日本国内を見れば、消費増税による影響で小売をはじめ各社苦しい事情を抱えているのですが、世界経済全体の動きの中での日本を見る場合には少し違ったアプローチで見ることも大切だという事が、今回の報道からも学び取れるかと思います。

 

是非、多角的視野に立ち、幅広い情報を収集されて、投資は自己責任で!!

(笑)

 

 

TSPコンサルティング株式会社

代表取締役  佐藤 毅史